人生を制限させないADHD・うつ病

ADHD・うつ病に捉われずどうすれば人生を制限させずに生きるか情報を提供するブログです。

精神安定剤にも2種類あるのご存じですか?

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キレると自制できず人前で大声で怒鳴り散らしたり、人や物にあたったりします。
4年以上、2週間に一度神経外科に通い抗不安剤を服用してますが一向に治りません。
潜在的にずっとイライラしてます。
カウンセリング、アンガーマネジメントの本を読んだりしてますが一向に治りません。
どうしたら良いか困っています。

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Q.どんな事でキレてしまうの?

今日はお祭りに行ってゴミ箱がなかったのでコンビニで何か買って袋に入れようとしたら、

買った後に目の前で溢れているゴミを捨てられて、何か自分がゴミ持ち帰りで配慮しているのに、と思って悲しくなりました。
パートナーは私の癪に障る行為を無意識にする事が多く、友達や両親と離縁しているので若干アスペルガー症候群っぽいのです。

Q.他の病院とかは行ってみたのでしょうか?何かしらの変化がない限りは結果も変わらないでしょうから

という事で翌日別の病院に行くことにしました。

コメント下さった方ありがとうございます。

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近くの心療内科に行ってみました。

結論から言うと「リスペリドン」という薬を勧められました。

リスペリドンとは

気持ちの高ぶりや不安感をしずめるほか、停滞した心身の活動を改善する作用があります。そのような作用から、統合失調症にかぎらず、強い不安感、緊張感、興奮、混乱、パニック、抑うつ、そう状態などいろいろな精神症状に応用することがあります。

(引用元) リスペリドン:リスパダール

脱力感、けん怠感、冷や汗、ふるえ、眠気、もうろうとするなどの症状に注意してください。血糖値が下がっているかもしれません。

 

もう飲んだ後、すっげえ眠い

本当に何も出来ませんでした。

2週間分渡されてまた通院します。

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先生に教わったのが精神安定剤にも2種類あることです。

「精神安定剤」というのは医療現場でもまだ使われている用語ですが、実はこれは昔の医療用語であり、現代ではあまり使われていません。

精神安定剤(tranquilizer:トランキライザー)という名称は、精神を安定させる作用に優れるお薬に対する呼び名として昔に使われていた名称になります。

トランキライザーは更に2つに分けられ、

  • Major Tranquilizer(メジャー・トランキライザー)
  • Minor Tranquilizer(マイナー・トランキライザー)

がありました。

現在では、

  • メジャー・トランキライザー⇒抗精神病薬(主に統合失調症の治療に用いるお薬)
  • マイナー・トランキライザー⇒抗不安薬(不安を和らげる作用を持つお薬)

と呼ばれるようになっています。

(引用元) 精神安定剤の種類や強さの比較

今回頂いたのがリスペリドン。リスペリドンは抗精神病薬です。

統合失調症(、幻覚や妄想という症状が特徴的な精神疾患です。)の治療にも使われます。

具体的には、「精神安定剤」というのは、

  1. ベンゾジアゼピン系抗不安薬
  2. セロトニン1A部分作動薬

の2種類のお薬のことを指しています。

この2種類のお薬について書くとめちゃめちゃ長くなるので下記URLを参照してください!

精神安定剤の種類や強さの比較

頓服薬としての精神安定剤の選び方

 

精神安定剤は、すぐに効果が得られるというのが利点の1つです。そのため、精神安定剤の中でも特に即効性に優れるものは「頓服」として使われることもあります。

頓服というのは、不安が急に強まってきた時に、

「その不安をとりあえず抑えるために服用する」という飲み方です。

普通、お薬というのは毎日決まった時間に飲みますが、

そのような飲み方ではなく「症状が辛い時に飲む」というのが頓服になります。

 

頓服は、大きな不安を感じる出来事が生じる直前、あるいは生じてすぐに服用します。例えば、人前で発表する前に頓服として服用したり、電車の中で急にパニック発作が生じそうになったため服用したり、という飲み方にになります。

 

各精神安定剤の即効性と作用時間は次のようになります。

 

抗不安薬 作用時間(半減期) 最高血中濃度到達時間
グランダキシン 短い(1時間未満) 約1時間
リーゼ 短い(約6時間) 約1時間
デパス 短い(約6時間) 約3時間
ソラナックス/コンスタン 普通(約14時間) 約2時間
ワイパックス 普通(約12時間) 約2時間
レキソタン/セニラン 普通(約20時間) 約1時間
セパゾン 普通(11-21時間) 2~4時間
セレナール 長い(約56時間) 約8時間
バランス/コントール 長い(10-24時間) 約3時間
セルシン/ホリゾン 長い(約50時間) 約1時間
リボトリール/ランドセン 長い(約27時間) 約2時間
メイラックス 非常に長い(60-200時間) 約1時間
レスタス 非常に長い(約190時間) 4~8時間

 (引用元) 精神安定剤の種類や強さの比較

-おわりに- 精神安定剤を強めたい時に知っておいて欲しい事

お薬を増やすのはかんたんです。しかし安易に増やしてしまうと後々面倒なことになることも多いため、増薬は慎重に考えるようにしましょう。

ある1つの精神安定剤を上限量まで増やしても不安の改善が不十分な場合、

2剤目の精神安定剤を追加したとしても劇的に症状が改善することはまずありません。

このようにベンゾジアゼピン系をたくさん使ってもあまり効果はなく、むしろ効きがどんどん感じられなくなっていきます。

一方でベンゾジアゼピン系は大量に使えば使うほど耐性・依存性などの副作用のリスクが上がっていきます。

ここから考えるとベンゾジアゼピン系をどんどん増量するという行為は、増量すればするほどメリットが小さくなっていき、デメリットが大きくなるということになります。

それ以上不安を取りたい場合は、お薬以外の方法を検討すべきでしょう。

どうしてもお薬を使うという場合も、抗うつ剤や不安に効く漢方薬など、精神安定剤以外の選択肢を選ぶことをお勧めいたします。

(引用元) 精神安定剤の種類や強さの比較

おわり!