人生を制限させないADHD・うつ病

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先生があまり来ない授業

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フィリピン人には大らかな人が多い。だが最初フィリピンに来 た日本人にとって戸惑う国民性だと思う。

私はフィリピンの東大、フィリピン国立大学に正規学生として授業を受けることに なったが、最初のフィリピン語の授業では先生が 3 週間来なかった。戸惑う他のクラ スメイトは事務所に問い合わせたが、フィリピン人のクラスメイトに尋ねれば「先生 が来ないなんて日常茶飯事だ」と言う。

しかしどの授業も国際学部で受講している授業よりもハードで、生徒は皆積極的。

羨ましかった。教授が一方的に話を進める日本の授業形態とは大違いである。しかし これはフィリピンの授業が少人数で構成されているから出来ることなのであろう。

私は英作文とスピーチの授業を受けているが、フィリピン人の英語にはとても太刀 打ちが出来ない。彼等は 3 歳から英語を学び、日常会話でもタガログ語と英語を織り 交ぜて会話しているし、幼少時から教科書も英語で記されているのが多い。何とフィ リピンの英語を話せる人口が世界で 3 番目 ( アメリカ、イギリスに続いて ) に多い。 しかし、いくらフィリピン人に英語で敵わないとしても、もし私が授業で何もしなか ったら、「この子は何も考えていない、或いは英語が全く出来ない」と思われる。なの で、私は出来るだけ分かったら間違いを恐れずに発言するよう務めている。( 間違いも 多いが)

しかし、授業中のフィリピン大学の大学生の堂々としている様、勉強への熱意には 頭が下がる。フィリピン大学では 16 歳から大学に入れるので、私よりも年下の方が殆 どであるが、彼らほどに堂々とした 16 歳は、日本にはいないのではないかと思う。

フィリピノ語を学習する理由 

フィリピン人の公用語はフィリピノ語と言って、フィリピンの北部にあるルソン島の 方言であったタガログ語がルーツで、それに英語、スペイン語が混ざっている言語 である。実は日本の大学ではでは大阪大学、東京外国語大学と拓殖大学で 6 か学習す ることは出来ない。私は言語学を履修しているフィリピン人に混じってフィリピノ語の授業を履修していたが、最初は全く分からなかった。

しかし最近フィリピン人に母国語より英語の習得を強調する場面がフィリピンには 多くあるらしい。こんなエピソードがある。私の友達の通っていた高校では、英語し か話してはいけないらしく、何とタガログ語を話す度に 50 ペソ( 100 円 )払わされて いたらしい。フィリピン人にとっての 50 ペソは日本人が思うよりもずっと高額であろ う。例えば 50 ペソだったらフィリピンではマクドナルドのセット ( コーク、ポテト、 バーガー) が購入できる。

従って彼女は大学では「フィリピン語( 言語学)」を専攻することに決めたらしい。 彼女に「私のような外国人がタガログ語を話したら嬉しいですか? 」と聞くと「ええ、勿論! 」と答えてくれた。「逆に日本は英語があまりにも話せないんだけど」と言った ら、それは母国語を大切にしている証拠よ。素晴らしいわ。」と言われて何だか複雑な 心境になった。

勿論留学生の中にもフィリピノ語を話そうとしない人は沢山いるが、普段フィリピ ノ語で話している彼等の中で私だけが英語で話して凄く違和感がある。従って出来る だけフィリピノ語で話そうと思っている。